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2018年 7月 29日 社会人として求められる思考力とは
みなさんこんにちは!
成増校担任助手の栗田です。
前回、思考を変えることで行動が変わり、やがて運命までも変えるということをお話しました。
今回は「思考」ということについてお話していきたいと思います。
今はなくなりつつありますが、学歴社会といって大企業は上の大学しか採用しないという企業方針が主流な時期がありました。
しかし、それはなぜおこるのでしょうか?
単純に上の大学の人のほうが「頭がいい」からでしょという声が多くあると思いますが、もっと具体的にどういう点で頭がいいからなのでしょうか?
ここで前提として、皆さんが学生時代によく問われる「知識を暗記する」「決められた答えをいかにすばやく到達できるか」などは実は社会人として求められる能力ではありません。
なぜなら、ただの知識の暗記ならコンピューターやこの先、主流になるであろう人工知能のほうが人間よりも圧倒的にすばやく正確にできますし、さらに社会人が向き合う問題は答えが無いことが大半であるからです。
それでは社会人として求められる思考力とはなにか?
それは「課題の本質を探る分析力」です。
問題を解決することはその問題の大小関係なく、その問題を起こしている本質は何かを判明させ、そこにクリティカルに作用する施策を打つことによって成し遂げられます。
なので、優れた活躍、功績を残す社会人は共通してこの「課題の本質を探る分析力」が特化しています。
さらに東大、早慶含めて超難関大学に受かるためには、自分の点数が上がらない真の原因は何か?自分の今の勉強は何のためにやっているのか?を分析することが必要であり、よって、この能力が優れていることが多いです。
だから、大手企業は上位大学の人を好み、たとえ上位大学であってもこのような能力がなければ採用されません。
結論として上位大学に受かるためにも、将来社会人として活躍するためにも、この「課題の本質を探る分析力」が必須になるので、皆さんの中でそういった能力を意識していない人がいるならば早急に改善しましょう。
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