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2018年 7月 2日 数学の出来る人とは? -西村拓-
皆さん、こんにちは。成増校担任助手の西村です。
今日は数学ができる人と出来ない人との考え方の違いの1つを紹介したいと思います。
できなかった問題であっても、実は解いた事あったとか、解答を見たら大した事なかったとか、家でやったら出来たとかという事は非常に多いと思います。
思いつけばできたのにと悔しいと思います。では、どうすれば思い出せたのでしょうか?できた人とできなかった人との差は、たまたま思いついたか、つかなかったかの差なのでしょうか?
決してひらめきはたまたまではありません。思いついた人とつかない人では思っているよりも大きな差があります。
では、ひらめく人はなぜひらめくのでしょう?
数学の問題は、条件が設定されています。その条件を公式や考え方を用いて処理していき、答えに徐々に近づけていきます。
そこで、公式を使った処理を適切なタイミングでする必要があります。そのような処理を知っていることと、実際に使える事の間には大きな差があります。
実際に使えるようにする為には、問題がない状況でも処理の仕方をいくつも出せる状態でないとダメです。
例えば、外接円関係の問題が出てきた時に正弦定理だけでなく、円周角の定理や接弦定理などを使う可能性があると、数学のできる人は考えています。だから、一発で正しいやり方をできなくても、時間を無駄にせずに解くことができます。
本番だとできないという人は、まだ思い出さなければいけない程度の定着度という事です。中学の野球部のセカンドの子と言われたら、すぐに名前が出るでしょう。それと同じくらい、数学の解き方も定着させましょう。定着のためには手を動かして、何回も同じ問題を解きましょう!
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